世界ジュニアパデル選手権にて、堂々の日本11位

10月14日よりスペイン・カステリョンで「第12回世界ジュニアパデル選手権大会」と「世界オープンジュニアパデル選手権男女ダブルス」が開催されました。団体戦では、アメリカとベルギーに勝利し、初出場ながら日本は11位となりました。
JPAでは今後も日本国内におけるパデルの普及発展のため、引き続き幅広い層の選手育成・アプローチを続けてまいります。

本大会を通じて、ジュニア選手たちが日々、成長していく姿・新しい友達と会話している姿・勝敗の度に涙を流す姿など沢山の姿をみることができました。
結果は2勝4敗と初出場としては、上出来と言えます。
しかし、結果だけではなく、最も感動したのが子供たちの最後まで諦めない姿です。
NEVER GIVE UP精神でボールをセンター緩急つけながら低く集め、チャンスと感じたらワイドに広げたり、ロブで攻めたりとミスを極力少なくする教科書通りの素晴らしい試合運びでした。

今後も子供たちが諦めない姿勢を忘れず、大人になってもらいたいと思います。

 

[JPA 会長中塚浩二コメント]

一言で言うと「世界大会の雰囲気は別格」です。
私は、一般とジュニア世界大会、WPTを体験した者として国を代表して参加する「世界大会」とプロが参加する「WPT」の会場の雰囲気は別物です。
選手のレベルは参加国のパデル歴、練習時間などで差がありますので個人差はありますが、団体戦がメインである世界大会は、応援がまず違います。
WPTを観戦した方なら分かると思いますが、会場は大いに盛り上がります。観客は入場券を払ってきますので、当然プロの対応が求められます。しかし、世界大会の応援はお祭りのような応援です。楽器など持ち込んで、声が枯れるまで応援します。それだけはなく、いいプレーをしている国には、国境を越えて沢山の方々が声援や拍手を惜しみなく送り、ベンチにきて健闘を称えてくれます。
保護者・関係者・JPAは、参加するまで多大な準備時間・資金・労力を費やしますが、世界大会という経験は唯一無二の体験であり、今後の人生の考え方を豊かにしてくれる場所だと思っています。国を代表してることを自覚させてもらえる素晴らしい空間であることは間違いありません。

最後に日本パデルの未来は大変明るいです。
これも、選手が沢山練習を出来る環境を保護者が提供しあい、協会がバックアップして協力関係が成り立っているからだと思っています。

これからも歴史を創っていきましょう!
Vamos!!

その他詳細は下記ページをご参照ください。
日本パデル協会の公式HP: https://www.japanpadel.com/
Facebookページ: https://www.facebook.com/JapanPadelOfficial/

下記、試合結果となります。

 

[2019/10/14(大会初日)]

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◇団体戦
vsポルトガル(前大会4位)

U-14 Sone / Maxi 6-7, 4-6 Lose
U-16 Tamagawa / Taira 1-6, 2-6 Lose
U-18 Taira / Suminaka 3-6, 2-6 Lose .
※団体戦:グループD
日本/ポルトガル/チリ/ブラジル
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◇個人戦(オープン戦)
U-14
vsチリ
Maxi / Kaneko 4-6, 0-6 Lose

vsメキシコ
Sone / Sato 6-2, 6-1 Win

U-16
vsスペイン
Tamagawa / Taira 0-6, 0-6 Lose

コンソレ
vsタイ
Tamagawa / Taira 6-1, 6-0 Win

U-18
vsスペイン
Taira / Suminaka 0-6, 1-6 Lose

女子 U-16
vsイタリア
Endoh / Tanaka 3-6, 0-6 Lose
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[2019/10/15(大会二日目)]

◇団体戦
vsブラジル(前大会5位)

U-14 Sone / Maxi 5-7, 6-3, 6-1 Win
U-16 Tamagawa / Taira 4-6, 0-6 Lose
U-18 Taira / Suminaka 6-7, 2-6 Lose
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◇個人戦(オープン戦)
U-14
vsスペイン
Sone / Sato 4-6, 0-6 Lose

U-16(コンソレ)
vsイタリア
Tamagawa / Taira 2-6, 1-6 Lose

U-18
vsメキシコ
Taira / Suminaka 6-3, 6-7, 4-6 Lose

女子 U-16
vsスペイン
Endoh / Tanaka 0-6, 1-6 Lose
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[2019/10/16(大会三日目)]

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◇団体戦
vsチリ(前大会10位)

U-14 Sone / Sato 6-4, 4-6, 3-6 Lose
U-16 Tamagawa / Taira 2-6, 2-6 Lose
U-18 Taira / Suminaka 2-6, 6-7 Lose
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◇個人戦(エンジョイ戦)
U-14
vsメキシコ
Maxi / Kaneko 2-6, 3-6 Lose

女子 U-16
vsイタリア
Endoh / Tanaka 3-6, 1-6 Lose
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[2019/10/17(大会四日目)]

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◇団体戦
vsアメリカ(前大会8位)

U-14 Sone / Maxi 6-4, 4-6, 6-4 Win
U-16 Tamagawa / Taira 6-1, 5-7, 6-4 Win
U-18 Taira / Suminaka 3-6, 1-6 Lose

2勝1敗で日本チームが団体戦初勝利!!
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◇個人戦(エンジョイ戦)
U-14
vsメキシコ
Sone / Sato 1-6, 1-6

U-16
vsイタリア
Tamagawa / Taira 1-6, 0-6

U-18
vsウルグアイ
Taira / Suminaka 3-6, 1-6
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[2019/10/18(大会五日目)]

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◇団体戦
vsオランダ(初出場)
U-14 Sone / Maxi 3-6, 7-5, 1-6 Lose
U-16 Tamagawa / Taira 5-7, 0-6 Lose
U-18 Taira / Suminaka 7-5, 6-4 Win
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[2019/10/19(最終日]

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◇団体戦
vs ベルギー(前大会13位)
U-14 Sone / Maxi 6-7, 7-6, 6-4 Win
U-16 Tamagawa / Taira 6-3, 4-6, 7/6 Win
U-18 Taira / Suminaka 6-7, 6-3, 6-4 Win
3勝0敗
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最終順位:世界11位

 

[世界ジュニア選手権大会について 開催概要]

日程:2019年10月14日(月)〜10月20日(日)

会場:Castellon Spain(スペイン・カステリョン)

主催:国際パデル連盟

大会HP:http://www.mundialmenores.com

 

[協賛]

株式会社リノベイト様
http://www.re-novate.com/

PADEL BOX様
https://www.facebook.com/PADEL.BOX.YOKOHAMA.KELME/

株式会社豆蔵ホールディングス様
https://www.mamezou-hd.com

ありそ鮨し様
https://www.arisozushi.com/

アリエルパデルクラブ様
https://www.arielpadelclub.com/

VIBOR-A様
https://viborapadel.com 

 

[パデルについて]

パデルは45年前にスペインで⽣まれ、テニスとスカッシュの要素を持ったスポーツです。全世界で競技⼈⼝1200万⼈、とりわけスペインでは国内第2位となる競技⼈⼝を持つなど、⼈気急上昇中のニュースポーツとして幅広い年代に親しまれています。

特徴としてテニスコートよりも⼩さなコートの四⽅を強化ガラスと⾦網で覆われた2⼈組対戦のみのラケットスポーツということが挙げられます。ポイントの数え⽅や試合進⾏はテニスと同じですが、壁⾯のバウンドを活⽤したダイナミックながらも戦略的な頭脳プレーが魅力なスポーツです。 また、小さいコートや扱いやすいラケットということでスポーツ初⼼者や、⼦供や⾼齢者などレベルを問わず楽しむことが可能です。フィジカルを問われなければ、男⼥や親⼦三世代で勝負を楽しむこともできます。