累計約3万人が観戦!男女ともに新チャンピオンが誕生した「第7回ダンロップ全日本パデル選手権」結果について【壁を越え、技を競え。】

 

日本パデル協会(以下、JPA)は第7回ダンロップ全日本パデル選手権を2023年11月30日~12月2日に東京都墨田区「パデル東京ミズマチ」にて開催いたしました。

4日間を通して、累計約3万人の観客の皆さまに現地観戦いただき、全試合ライブ配信したYouTubeでは累計約3万回再生を記録した今大会。

男子は第1シードの畠山・アシエル ペアが第4シードで過去2回優勝経験のある日下部・平ペアを6-1,7-6(3) で倒し、シードを守り優勝しました。
女子も第1シードの徳本・塚本が第3シードの北尾・奥永ペアを6-2,6-2で制して、2年連続の準優勝を経て、悲願の初優勝を果たしました。

今大会では、株式会社柴沼醬油インターナショナル(8cco)のご協賛のもと賞金40万円の大会となりました。また、協賛いただいた住友ゴム工業様(ダンロップ)・株式会社柴沼醬油インターナショナル様(8cco)のブースも会場に設置いたしました。さらに、会場には今大会協力いただいたReCORE鍼灸接骨院のトレーナーに常時待機いただき、選手の身体のケアをしていただきました。

男子大会レポート

男子は例年通り32ドローで開催し、大会1日目となる11月30日より試合を開始しました。

今年は唯一岩本悠希選手(大原ペア)がジュニア選手の中で全日本選手権への出場をつかみました。試合結果は初戦敗退となりましたが、岩本選手は今年、ジュニア日本代表としてアジア予選にも参加しました。

初日はトップハーフ(No.1-16)、ボトムハーフ(No.17-32)ともに1R全てを実施。注目試合は3Rの五味・富田ペア対畠山・アシエルペアの対戦。五味・富田ペアは全日本選手権直前に海外の大会へも挑戦しており、この注目の1戦はYouTubeの同時視聴者数約200人を記録。白熱した試合となりましたが畠山・アシエル ペアが6-2、6-1で勝利し、第1シードの圧倒的実力を見せました。

その他の初日、2日目の試合では順当にシード勢がベスト8まで勝ち残りました。

最終日は冨中・安藤ペアを第1シードの畠山・アシエル ペアがで6-3、6-2で倒し、決勝にコマを進めました。第2シードの中村・久留ペアは第4シードで第4回・第6回全日本パデル選手権の王者である日下部・平ペアと対戦し、2ndセットをタイブレークまで持ち込むものの、日下部・平ペアが意地のあるプレーを見せ、決勝に勝ち進みました。

決勝戦では、畠山・アシエル ペアの攻撃力に序盤対応しきれず1stセットを簡単に落としてしまった日下部・平ペア。立ち上がりは苦戦したものの、日下部・平ペアは2ndセットで最後の最後まで諦めない粘りのあるパデルで6-6タイブレークまで試合展開を持って行きました。しかしながら、タイブレークでは第1シードの畠山・アシエル ペアが圧倒的強さを見せ、見事に優勝を遂げました。

畠山・アシエル ペアは2023年度のJPT国内大会では、2人で組んだ戦績としては無敗となりました。

女子大会レポート

女子は今年初めて24ドローで開催。この一年でかなり女子選手の人口が増えたことが分かる大会となりました。また、関西や東海で活躍する選手たちも多く出場し、パデルの広がりを感じる大会となりました。

女子は大会2日目となる12月1日より試合がスタート。初日・2日目では見応えのある大接戦が数多く見られ、会場が大きく盛り上がりました。

今年1年スペインでの修行を経て帰国した三砂選手と組み、ノーシードで初戦から戦った吉元・三砂ペアは2Rで第8シードの西村・加茂ペアと対戦。約3時間の大接戦となりましたが、吉元・三砂ペアが日本代表ペアとしての意地を見せ、3-6、6-4、6-4で勝利。

また、3Rでは、1年間海外大会に集中した第5シードで第5回全日本パデル選手権の王者である山田・沓名ペアと、第1シードの徳本・塚本ペアが対戦。この注目の1戦は、徳本・塚本ペアが序盤から勢いを見せ、6-1、7-5で勝利。

その他は順当にシード勢が勝ち上がりました。

準決勝では第2シードの瀧田・早野ペアが第3シードの北尾・奥永と対戦。どちらも譲らない試合展開でしたが、昨年の覇者である北尾選手(奥永ペア)が6-1、6-3で勝利し、決勝へコマを進めました。

決勝戦は第1シードの徳本・塚本ペアと第3シードの北尾・奥永ペアが対戦。全員が昨年の世界大会経験者で、奥永選手は初の全日本選手権の決勝の舞台となりました。緊張感が漂う中、多くの観客に見守られた決勝戦。両ペアとも1球1球を全力で戦い、執念を感じるプレーを見せる中、最後は徳本・塚本ペアが6-2、6-2で勝利を掴み取りました。3年間組み続けた徳本・塚本ペアは、第5回・第6回全日本パデル選手権では惜しくも準優勝で、今大会では悲願の初優勝となります。

決勝終了後は、両ペアがお互いのプレーを讃え合い、来年開催されるアジアカップに向けてはチームとして意気込みを語る姿が見られました。

第7回ダンロップ全日本パデル選手権 大会概要

◆大 会 名 称:  第7回ダンロップ全日本パデル選手権

◆主 催:    一般社団法人日本パデル協会

◆特  別  協  賛:  ダンロップ(住友ゴム工業株式会社)

◆協       賛:  株式会社柴沼醤油インターナショナル(8cco)、シンプレクス・ホールディングス株式会社、株式会社JTB、株式会社アクロホールディングス

◆協 力:  ReCORE鍼灸接骨院、スマイルホテル

◆期 日:  2023年11月30日(木)〜12月3日(日)

◆会 場:   「パデル東京ミズマチ」〒131-0033 東京都墨田区向島1-32-4

◆使 用 球:  ダンロップ PRO PADEL

◆お問い合わせ先:  日本パデル協会 
大会事務局  MAIL:info@japanpadel.com